坂本文武:みんなで医療をデザインしよう

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

みんなで医療をデザインしよう

「医療」は、誰のために何のためにあるのでしょうか。それを形作るのは、誰なのでしょうか。ひとはみな「健康」でなければならないのでしょうか。 Medical Studioは、「医療はまちづくり」だと考える医療者の集団です。私たちは、医療は、住民どうしの助け合いや支えあいによる健康の保全を含む概念だと考えています。これからの健康問題は、医療者だけで解決する時代ではなく、予防から予後まで地域のみんなで考え、変えていく必要があるのだろうと考えています。現状に満足することなく、制度的な制約にとらわれることなく、創造的にみらいを語り、それに向けて行動する医療者を応援する活動をしてきました。 そのMedical Studioにとって、2014年は「ジェネラリスト・スクール」構想をフル稼働させる正念場です。総合力、越境力、突破力、という3つの力を養成すべく、それぞれに「学科」を設け、教育事業を始めています。なぜ、私たちがこの「スクール」構想にいたったのか、医療者がみらいをつくる可能性や課題をどう見ているのか、NPOや地域活動、企業の社会的活動など、組織市民行動を専門にしてきた非医療者の私の立場からお話したいと思います。

坂本文武

MEDICAL STUDIO

みんなで医療をデザインしよう

関連プレゼンテーション

  1. 町  亞聖

    町  亞聖:「個」の声に耳を傾けて ~誰もが当事者の with コロナ時代~

  2. 佐々木淳

    佐々木淳:高齢社会を豊かな未来に 人生をより良く生き切るために必要なものは何か?

  3. 木下麻衣子:「夢プランから地域交流の新たなあゆみ」

    木下麻衣子:「夢プランから地域交流の新たなあゆみ」

  4. 長谷川良子:点から立体に ~行政の役割~

    長谷川良子:点から立体に ~行政の役割~

  5. 森 剛士:自立支援介護が世界を救う 〜志高く 粘り強く 失敗を恐れず〜

    森 剛士:自立支援介護が世界を救う 〜志高く 粘り強く 失敗を恐れず〜

  6. 丸尾 聰: 「観察」は「発明」の母聞くことや調べることは、クリエイティブな発想力を殺す?