五島朋幸:最期まで口から食べられる国、日本

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

最期まで口から食べられる国、日本

最期までは口から食べられない国、日本。先進医療が作ったのは、口から食べなくても生きられる国でした。これが、有史以来誰もが望んだ長寿の姿なのでしょうか。1990年代、日本で胃ろうが普及し、2000年代に入って急速に広まってきました。それと同時に、口から食べられなければ胃ろうがある、といった安易な考えで口から食べることを奪われるケースが増加しました。口から食べることは人間にとってこんなにも軽いものだったのでしょうか。2009年、東京都新宿区で専門職プロフェッショナルチーム、新宿食支援研究会(新食研)を組織しました。しかし、「最期まで口から食べられる国、日本」を作っていくのは専門職だけでは不可能です。誰もが自分の問題、家族の問題、そしてわが地域の問題として考えなければなりません。全国各地で「最期まで口から食べられる街づくり」を進めていくこと、それは食べる権利を取り戻す活動なのです。

五島朋幸

ふれあい歯科ごとう

最期まで口から食べられる国、日本

関連プレゼンテーション

  1. 原田恒弘

    原田恒弘:77年目の遺言

  2. 髙原達也:みまもりあいプロジェクト ~互助×ICT連携から生まれる可能性~

    髙原達也:みまもりあいプロジェクト ~互助×ICT連携から生まれる可能性~

  3. 村田幸生:「外科医として在宅に携わる」

    村田幸生:「外科医として在宅に携わる」

  4. 星 裕貴: 挑戦する毎日

  5. 佐々木喜一郎:自分の病気との附き合いかた

    佐々木喜一郎:自分の病気との附き合いかた

  6. 「足人あしんちゅかるたの現在-過去-未来」 石井 純子

    石井 純子: 「足人あしんちゅかるたの現在-過去-未来」

wpChatIcon
wpChatIcon