宮本 義隆:「取引から関係性へ、孤独を予防するタノバ食堂の挑戦-自由価格制が問いかける経済のかたち-」

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取引から関係性へ、孤独を予防するタノバ食堂の挑戦 -自由価格制が問いかける経済のかたち-

TanoBa合同会社では、世田谷区を拠点に「タノバ食堂」という活動を続けています。その役割は、誰もが陥りたくない「望まない孤独」を予防することです。月に一度、自由価格制で開かれる食堂には延べ数百人が参加し、知らない人とご飯をともにすることで、ゆるやかなつながりを育んできました。私自身は25年間会社員として働き、50歳で早期退職しました。退職後の葛藤の中で、「人は一人では生きられない」という大切な気づきを得ました。そこから孤独や孤立の問題に取り組むようになり、2023年に仲間と一緒に会社を立ち上げました。タノバ食堂で取り入れている「自由価格制」は、お金のやり取りだけでなく、場や関係に主体的に関わる仕組みです。犠牲や施しではなく、みんなで共有する財としての食堂を成り立たせています。これは「取引の経済」に「関係性の経済」を組み込もうとする実践です。私たちが大切にしているのは、すぐに正解を探すことではなく、まず問いを立てて共有することです。「人は一人では生きられないのではないか」。この問いを起点に、みんなで考え、小さな一歩を積み重ねることが、社会を少しずつ良くしていく道だと信じています。

取引から関係性へ、孤独を予防するタノバ食堂の挑戦 -自由価格制が問いかける経済のかたち-

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