犬飼 道雄:「栄養でえいように」

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栄養で えいよう に

栄養は医療・介護・福祉にとどまらず社会の礎である。メタボリックシンドロームや低栄養、フレイル、サルコペニア、悪液質、そしてACP(Advance Care Planning)と人工的水分・栄養補給(AHN)など、人生すべての時期において栄養は密接に私たちと関係している。したがって栄養に携わるすべてのものがつながることは、社会に計り知れないほど大きな影響を与える。
栄養療法をすすめるにあたり、NST(Nutrition Support Team)は重要なキーワードである。NSTは病院でのことと思いがちだが、外来でのNST、慢性期病院などとの地域一体型NST、在宅での在宅NSTなど、多職種がチームとなり、連携し、栄養を軸に様々な問題を解決することが期待される。
WAVES (We Are Very Educators for Society) があった。健康人の栄養状態の維持・向上と、高齢者の地域医療福祉基盤を確立する医療者による社会貢献事業である。【元気に食べてますか?】【食力】【栄養を幸せの力に】どれもが皆の心を動かした。あれから社会はどうなったか?日本は高齢化が進み、人口も減っている。国際的な競争力も低下しているのではないか?生まれてから亡くなるまで、健康長寿にも疾患治療にも終末期にも、栄養は私たちに不可欠である。
今こそ栄養による国民運動が求められる。 Potluck Party Methodで皆で持ち寄りながら、熱い心と冷たい頭をもって、栄養でえいようにしていこうではないか!すべては私たちのために。そして未来のために。

犬飼 道雄

岡山済生会総合病院 内科・がん化学療法センター 主任医長

栄養でえいように

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