日原美穂:「本当は不安でした」~食事介助教育が介護のプロを生む~

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「本当は不安でした」~食事介助教育が介護のプロを生む~

研修や講演で周りを見渡すと、中堅以上の専門職が目立つ。若い現場の人間が少ない。なぜだろう。それは、現場により密接に関わる人ほど現場に穴をあける事ができず学びの場に足を運ぶ事ができないから。摂食嚥下が注目される昨今、介護現場での食事介助スキルや「食べる事」「食べる機能に関するアナトミー」の知識が求められている。現場に食べる事に関する学びの機会を提供したいと思い活動を始めて2年。老人福祉施設5件、介護職員250人に行ったアンケート結果は驚くものだった。「本当は怖いと思いながら食事介助を行っている」「食事介助について勉強した事がない」と回答した人は全体の8割。みな迷いながら、葛藤しながら食事介助を行っていた。管理栄養士に何ができるだろう。考えた結果、知り得る知識と経験をもとに食事介助研修をスタート。食べる機能と老化について、食事介助の方法と症例について、実際に自分が食事介助を受ける体験をしてもらう事から始めた。すると、研修後のアンケート結果に大きな変化が…。

日原美穂 Hibara Miho

イーティングハビット支援会代表/特別養護老人ホームさくら苑 管理栄養士

「本当は不安でした」~食事介助教育が介護のプロを生む~

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