志水 香代: 「出会いと別れ。生きる道。」

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

「出会いと別れ。生きる道。」

みなさんは口の機能、噛むことや飲み込むことに意識を向けたことはありますか? 普段の食事や姿勢、年齢や経験によってそれはそれぞれ違うことをご存じでしょうか。私は摂食嚥下障害に関わるようになって10年、さまざまな方と巡り会ったからこそ気づきがあります。
「食べやすさ」を目的に考えると、作り手は食べ手に寄り添う気持ちと知識が大切になります。作り手の調理技術と摂食嚥下の食形態の知識とその形態の認識、それは医療従事者との共通言語です。そして、食べ手の気持ちをどこまで認知できているのか。食べることは生きることに直結します。生きるために食べますが、楽しみでも食べます。
「同じ空間で同じタイミングに一緒にいただきます」ができる当たり前の日常は、誰にあっていい日常に。嚥下障害がある人もない人も、子どもからお年寄りの方まで、一緒に楽しめる日常は家でも外でも。誰もが「食べて幸せ、明日の笑顔」につながりますよう日々活動中です。

志水 香代

「出会いと別れ。生きる道。」

関連プレゼンテーション

  1. 岩瀬浩介:スポーツの持つ力~僕らが描く未来のスタジアムは健康発信型~

    岩瀬浩介:スポーツの持つ力~僕らが描く未来のスタジアムは健康発信型~

  2. 石原哲郎:認知症をもつ人とともに歩む ~合理的配慮とは

    石原哲郎:認知症をもつ人とともに歩む ~合理的配慮とは

  3. 山崎英樹:「ごく私的認知症医療史」

  4. 秋山 和宏

    秋山 和宏:影響力の研究―いのちの場から社会を良くする

  5. 山口育子:インフォームド・コンセントの成熟

    山口育子:インフォームド・コンセントの成熟

  6. 占部 まり: メメント・モリ 〜死を想う〜 豊かさにつなぐ

    占部 まり: メメント・モリ 〜死を想う〜 豊かさにつなぐ