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外見コンプレックスと、子育て。 ~娘は小児脱毛症~
皆さんは死んだことってありますか? 私はあります。好きだった男の子に「ブス!整形して人生やり直せ(笑)」 そう言われた13歳の春に… 「見た目が美しくなければ愛されない、価値がない、傷つけられる」13歳でそう悟った私は、以来毎日毎晩メイクやファッションの研究をし、無理なダイエットで摂食障害になりました。
そして高校を卒業した後は、まさに美醜がすべての価値基準となる水商売の世界に身を投じたのです。そんな私も時を経て親となり、三児の母となりました。そしてまさかの事態が!三番目に生まれた娘は、小児脱毛症だったのです。「見た目が美しくなければ愛されない」長年私を呪い、突き動かし、生かしてきたこの価値観が、娘の誕生によって根底からひっくり返されることになります。
SNS時代、偽りの自分… 誰もが本当の自分なんて愛せずにいる。でも「ありのままで」と歌う歌に共感する人たち。こんな矛盾した時代に、娘は私に何を教えに来たのか。その答えを、会場の皆さんと見つけたいのです。
新井 舞 Mai ARAI
ウィッグサロン Dream Assort 代表