高橋悦堂:宗教者の臨床~生死をこえて、ともに~

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

宗教者の臨床~生死をこえて、ともに~

「避けることの出来ない死の現実と向き合い苦しむ人がいる。そこに、何故、宗教者が出てこない!」宮城県名取市にある在宅緩和ケア診療所岡部医院。その創設者、故岡部健医師はそう語りました。患者と家族が織りなす看取りの場に数多く立ち合い、東日本大震災に打ちのめされ、自分自身の死と向き合うなかで、岡部医師が出した答えが“臨床宗教師”。医療や介護、行政などとチームを組みケアに関わる宗教者です。 もし地域包括ケアに関わる者が、その地域の持つ力を活用していくことを考えるならば、そこある宗教性にも目を向けるべきでしょう。寺社仏閣、仏壇神棚、お墓参り、伝統の祭り、山や海の自然など、我々はそこに目には見えない存在や力、想いを感じ、喜びや悲しみ、苦しみを分かち合ってきたはずです。もう一度それを観じ、自他の生死を、命を感じましょう。地域の宗教者や臨床宗教師ともに。

高橋悦堂

普門寺副住職

宗教者の臨床~生死をこえて、ともに~

関連プレゼンテーション

  1. 糟谷明範:住民と医療介護の懸け橋になる

    糟谷明範:住民と医療介護の懸け橋になる

  2. 三浦正悦:生きてて良かった! ~ひとりひとりのドラマを創るコミュニティケア~

    三浦正悦:生きてて良かった! ~ひとりひとりのドラマを創るコミュニティケア~

  3. 原 敬造:地域に根ざした精神科クリニック

    原 敬造:地域に根ざした精神科クリニック

  4. 塩崎良子:人生の最後まで、「病人らしく」より「自分らしく」

    塩崎良子:人生の最後まで、「病人らしく」より「自分らしく」

  5. 清水広久:「僕らは、ただ出逢い・話し・聴き・感じ・創る」~ありえないつながりが導く未来~

    清水広久:「僕らは、ただ出逢い・話し・聴き・感じ・創る」~ありえないつながりが導く未来~

  6. 小倉和也:少子高齢化社会を支える家庭医療

    小倉和也:少子高齢化社会を支える家庭医療