菅原由美: ボランティアナースが駆けつけます!!

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

ボランティアナースが駆けつけます!!

全国訪問ボランティアのナースの会キャンナスは1997年に湘南の地で発足し、現在全国165カ所あります。(2023年8月現在)
平時のキャンナスは①潜在看護師の起こし②ターミナルケアのお手伝い③レスパイトケアと言う3つの理念のもと活動しています。
ただ2011年の東日本大震災に半年で延べ15000人の医療職を現地に送り込んだことと、避難所に住民さんとともに寝泊まりをする生活をしたことが認められ、看護の大先輩、川嶋みどり先生より、被災地のナイチンゲール と言っていただけたことがすごく大きな転換期となりました。
また、平時のキャンナスは、地域包括ケアと言う国の政策の流れの中、各地からこの活動の意義が認められるようにもなりました。
地域に根ざした看護師が、できることをできる範囲で活動することとし、各地の代表は、自己決定、自己責任、自己判断のもとに、それぞれの思いで地域の方々のために制度外のお困り事に応える事をしています。
レスパイト目的の場合は、家族の手代わりとしてお手伝いするので、日常的に家族がやっている医療的行為のお手伝いもいたします。医師の指示のもとに動く事はしておりません。
又、結婚式の同行、旅行の同行、転院同行、長時間の介護など、赤ちゃんから高齢者まで対象にしています。ただ、メンバーは皆、仕事をしながらの活動になりますので、ご希望に添えないことももちろんあります。
お電話でお話しをしていると、制度に乗せることができるケースもたくさんあります。医療保険や他のサービスを知らないで、キャンナスにSOSしてこられている場合には、制度での利用お勧めし、そのお手伝いもいたします。それでもだめな場合はキャンナスでお手伝いをすると言う形をとっております。キャンナスはあくまでも住民同士の助け合いです。
困った時は、お互い様と言う思いのもと、地域の為に看護師として何かお手伝いとしたいと思っている看護師たちが各地でがんばっています。

ボランティアナースが駆けつけます!!

関連プレゼンテーション

  1.  谷川啓司:がんとどう戦えばいいのだろうか?

     谷川啓司:がんとどう戦えばいいのだろうか?

  2. 糟谷明範:住民と医療介護の懸け橋になる

    糟谷明範:住民と医療介護の懸け橋になる

  3. 小林悦子:生ききるための「看取り援助」

     小林悦子:生ききるための「看取り援助」

  4. 岡山慶子:ピンクリボン活動、認知率95%の秘密~社会の課題を企業活動を通して解決~

    岡山慶子:ピンクリボン活動、認知率95%の秘密~社会の課題を企業活動を通して解決~

  5. 遠山玄秀:僧侶が医療に貢献できること

    遠山玄秀:僧侶が医療に貢献できること

  6. 西村詠子

    西村詠子: 地域にあるがんに影響を受ける人たちの〝居場所〟〜少しの〝お節介〟と程よい〝つながり〟〜