小野友美:在宅にこそ専門的皮膚・排泄ケアを ―訪問WOCナースとしての取り組み―

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

在宅にこそ専門的皮膚・排泄ケアを ―訪問WOCナースとしての取り組み―

訪問看護師として在宅看護に携わり9年目になります。

当時、初めて訪問した利用者様は、数年前より褥瘡があり治癒する兆しもなく毎日同じ処置をしていました。ある日、その利用者様が「死ぬ時には傷がないきれいな体になりたい」と話したその一言に胸を打たれ、「褥瘡の専門的知識と看護技術を学び、治してあげたい」との思いで、皮膚・排泄ケア認定看護師(以下WOCナース)の資格を取得しました。

在宅療養者の70%以上が褥瘡をはじめ、真菌症、おむつかぶれなどのスキントラブルを抱えているといわれています。高齢者だから、おむつをしているから仕方ないではなく、住み慣れた自宅での生活を望む在宅療養者にこそ、そのような悩みや不安、苦痛なく健やかに過ごしていただきたいという思いで、訪問WOCナースとして支援をしています。

今回は、その取り組みについてご紹介したいと思います。

小野友美 ONO TOMOMI

セントケア訪問看護ステーション仙台 看護師

在宅にこそ専門的皮膚・排泄ケアを ―訪問WOCナースとしての取り組み―

関連プレゼンテーション

  1. 西田博:ともにもっと医学を学び"看護の殻"を破ることが"全人的"医療の基本だ

    西田博:ともにもっと医学を学び”看護の殻”を破ることが”全人的”医療の基本だ

  2. 佐藤隆裕:「家で看取ること」

    佐藤隆裕:「家で看取ること」

  3. 堀尾朗子:唯一無二のプレゼント ~訪問看護師だから教われたこと~

    堀尾朗子:唯一無二のプレゼント ~訪問看護師だから教われたこと~

  4. 坂井 雄貴

    坂井 雄貴:医療は “生きづらさ” を変えられる ~診療所から伝える、マイノリティが暮らしやすいまちづくり~

  5. 一瀬浩隆:東日本大震災が私を変えた。

    一瀬浩隆:東日本大震災が私を変えた。

  6. 田中勇一:自分らしく社会に貢献する生き方働き方

    田中勇一:自分らしく社会に貢献する生き方働き方