森下真次:メメント・モリ的な生き方の勧め

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

メメント・モリ的な生き方の勧め

過去や未来がなくなる。もしもそうなった時、私たちはどうなるでしょうか? あるのは今だけ。現在だけが永遠に繰り返される。昨日があり、今日が来て、明日になる。私たちはこの事を当たり前と思い、疑うことなどありません。でも、昨日が無くなり、明日も無意味になったとしたら、どうなるでしょう。戸惑い、絶望して泣き叫ぶでしょうか? 絵空事ではなく、このような状態になっている人が世界中で増えているのです。メメント・モリ。この聞きなれない奇妙な言葉はラテン語です。直訳すると「死を記憶せよ」です。かつて中世ヨーロッパのキリスト教世界で盛んに言われました。「神の居られる死後の世界に思いを馳せ、現世での享楽を慎みなさい。」多くはそのような意味で使われていました。しかし実はこの言葉のオリジナルには、これに続く言葉があったのです。これこそが冒頭の状態に陥った時の救いとなり、生き方の指針となるでしょう。

 森下真次

高の原中央病院

メメント・モリ的な生き方の勧め

関連プレゼンテーション

  1. 清水 幹子:性の包括的な教育は、ヘルスプロモーションである!

    清水 幹子:性の包括的な教育は、ヘルスプロモーションである!

  2. 谷内田 修:あなたはどう“めぶく”か

    谷内田 修:あなたはどう“めぶく”か

  3. 佐藤真琴 地域をデザインしよう 医療と日常の間を埋めるサードプレイスの可能性 株式会社PEER 経営者

    佐藤真琴:地域をデザインしよう 医療と日常の間を埋めるサードプレイスの可能性

  4. 塩崎良子:人生の最後まで、「病人らしく」より「自分らしく」

    塩崎良子:人生の最後まで、「病人らしく」より「自分らしく」

  5. 佐藤哲:「90歳ヒヤリング」

    佐藤哲:「90歳ヒヤリング」

  6. 遠藤 千尋: 前橋の地域と若者をもっと元気に