佐々木淳:高齢社会を豊かな未来に 人生をより良く生き切るために必要なものは何か?

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

高齢社会を豊かな未来に 人生をより良く生き切るために必要なものは何か?

人は人生の最終段階において、さまざまなものを失っていく。歳を重ねていくことに対する不安や恐怖は、この「喪失」に起因するのだろう。しかし、老化は生き物として避けられない宿命だ。このプロセスを不幸なものにしない、そんなことができないだろうか。 人が幸せを感じる要因は大きく3つあるとされる。健康寿命、経済力、そして社会とのつながりだ。超高齢社会を豊かなものにするためには、この3要素をいかにケアできるのかが重要になる。 健康寿命の延伸には限界がある。経済力も自助努力だけでは制御できない。しかし、社会とのつながりは、工夫次第によっては維持が可能だ。そして、このつながりによって、心身の機能が低下しても、貯蓄がなくても、幸せに暮らし続けることができるのではないか。 16年間、在宅医療に専従し、多くの人生に伴走する中で「幸せに生き切った」と思える人たちの共通点と、自分たち自身の今後を考えてみたい。

佐々木 淳 Jun SASAKI

医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長/
内閣府規制改革推進会議専門委員

高齢社会を豊かな未来に 人生をより良く生き切るために必要なものは何か?

関連プレゼンテーション

  1. 宮崎詩子:幸福感のある療養支援社会を作る

    宮崎詩子:幸福感のある療養支援社会を作る

  2. 河内文雄:待合室から医療を変えようプロジェクト 待合室革命!

    河内文雄:待合室から医療を変えようプロジェクト 待合室革命!

  3. 田村佳奈美:被災地福島から笑顔を! ~地域でのチーム活動~

    田村佳奈美:被災地福島から笑顔を! ~地域でのチーム活動~

  4. 河村 正剛:タイガーマスク運動の始まりとこれから

    河村 正剛:タイガーマスク運動の始まりとこれから

  5. 西沢桂子:早期治療と再建手術の実情を放ってはおけない。手術はしない乳房再建

    西沢桂子:早期治療と再建手術の実情を放ってはおけない。手術はしない乳房再建

  6. 秋山和宏:「参加する医療で社会を良くする」

    秋山和宏:「参加する医療で社会を良くする」