林 和彦:「東京女子医大がんセンター長がヨーグルト屋のオヤジになったワケ」

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東京女子医大がんセンター長がヨーグルト屋のオヤジになったワケ

子どもの頃の私はブラックジャックに憧れていました。中学生の時に最愛の父親を胃がんで亡くして以来、私の医者としての生涯のテーマは「がん」になりました。がんを治すために外科医になり、早期発見のために内視鏡医になり、外科の限界を感じて留学して研究者となり、手術で治せない患者さんのために化学療法医となり、がん患者さんと最期まで共に過ごすために緩和ケア医になりました。
医者としての後半は、がんの啓発に明け暮れました。病院内外での直接活動、そしてテレビや新聞、雑誌などのマスコミやインターネットを通しての活動は刺激的でやりがいがありましたが、一方で啓発活動の限界を知ることにもなりました。ふとした経験から、子どもたちへの教育の重要性に気づき、55歳で教員免許を取得して、文部科学省にがん教育の重要性を訴えつつ、全国の学校を回ってがん教育を推進しました。学習指導要領にがん教育が明記されたことは大きな喜びでした。
還暦近くなると、医師としての自分の終活を考えるようになりました。がん専門医としてのこれまでの経験を通して、この先何が出来るかをずっと模索していました。そして私が出した最終的な結論は・・・・・。

東京女子医大がんセンター長がヨーグルト屋のオヤジになったワケ

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