小倉和也:少子高齢化社会を支える家庭医療

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

少子高齢化社会を支える家庭医療

日本は歴史上類を見ない急激な少子高齢化の真っ只中にある。高齢者を支えるための地域包括ケアシステムの構築が声高に叫ばれているが、少子化の対策も行わなければ、せっかくの仕組みを整えても、支えるための人が足りなくなってしまう。この状況を打破するためには、仕事をしながら介護にも携わり、子供を産み育てたいと考える人たちが、それを実現できる社会を築く必要がある。子供を産むか、年老いた親を家で介護するか、施設を利用するか、といった選択は個人の価値観に基づくものであり、大事なことは、個人が幸福を追求できる環境を整えることにある。そこに選択肢が与えられ、世代を継いでいくことに貢献できる社会を築かなければ、個人の幸福の追求を支える社会そのものが維持できない。そしてそこに、新しい医療の形が求められる理由がある。

小倉和也

はちのへファミリークリニック院長

少子高齢化社会を支える家庭医療

関連プレゼンテーション

  1. 中野輝基: 日本のヨガをもっとアクセシブルに

    中野輝基: 日本のヨガをもっとアクセシブルに

  2. 渡邉 俊

    渡邉 俊:上毛かるた制作75周年に声を大にして言いたいこと〜人間はバカだから、いつかまた同じ過ちを犯す〜

  3. 佐々木 直:地域在宅医療を支える訪問看護ステーションを目指して

    佐々木 直:地域在宅医療を支える訪問看護ステーションを目指して

  4. 坂井 雄貴

    坂井 雄貴:医療は “生きづらさ” を変えられる ~診療所から伝える、マイノリティが暮らしやすいまちづくり~

  5. 宮崎詩子:「認知症の「恋心」を知りたい」

    宮崎詩子:「認知症の「恋心」を知りたい」

  6. 大平智祉緒:「キレイ」 は 「生きる力」 になる

    大平智祉緒:「キレイ」 は 「生きる力」 になる