一瀬浩隆:震災が私に教えてくれたこと

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

震災が私に教えてくれたこと

2011年3月11日、東日本大震災が起こった。日ごとに明らかになる震災の被害に「自分にできることはないだろうか?」という思いが強くなり、被災地で医療ボランティアとして活動した。 活動の中で、気仙沼で必要とされていることは、歯や入れ歯の治療だけでなく、口から食べて飲み込む「摂食嚥下」であることを痛感した。またその活動を通じて、小山珠美看護師と出会い「口から食べる」技術を学んだ。 震災後、気仙沼に移り住み、5年が過ぎようとしている。私はこの気仙沼で「口から食べる」ことに従事し、多くの仲間ができた。震災の傷跡は未だ癒えないが、「口から食べる」ことは人を笑顔にし、生きる希望を与えることを経験した。 超高齢社会の日本において、「口から食べる」ことは、更に必要とされるだろう。 私は歯科医師として「口」から人生を支えることを、これからも続けたい。

一瀬浩隆

山谷歯科医院/気仙沼市立本吉病院

震災が私に教えてくれたこと

関連プレゼンテーション

  1. 皆川 典久:目からウロコ?! 地形に着目する町歩きのススメ

    皆川 典久:目からウロコ?! 地形に着目する町歩きのススメ

  2. 「MJアオハル」 群馬県立前橋女子高等学校2年/書道部

    群馬県立前橋女子高等学校2年/書道部: 「MJアオハル」

  3. 木下麻衣子:「夢プランから地域交流の新たなあゆみ」

    木下麻衣子:「夢プランから地域交流の新たなあゆみ」

  4. 緒方哲才: 人生で大事なことは、だいたい偶然が決める!

    緒方哲才: 人生で大事なことは、だいたい偶然が決める!

  5. 内藤 聡

    内藤 聡:言葉の受粉を目指すために

  6. 堀尾朗子:唯一無二のプレゼント ~訪問看護師だから教われたこと~

    堀尾朗子:唯一無二のプレゼント ~訪問看護師だから教われたこと~