藤田直子:秋田県立大発、血糖値上昇抑制作用のある新しい米の開発

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

秋田県立大発、血糖値上昇抑制作用のある新しい米の開発

国民の1/5が糖尿病かその予備軍といわれている昨今、医療費の膨大化を阻止し、今後、益々高齢化する国民をより健康に保つために、糖質摂取の制御は、重要な課題である。我々は、米澱粉の研究を長年行ってきており、澱粉生合成メカニズムを解明する過程で、様々な澱粉変異体米を単離してきた。澱粉変異体米とは、澱粉を合成する特定の酵素の遺伝子が欠損した米のことを言うが、これらの中には、通常の米と全く異なる澱粉を蓄積するものが存在することがわかってきた。我々は、特に、消化しにくいためダイエット効果があり、大腸環境を整えることが知られている難消化性澱粉が、通常の米の数十倍高い変異体米を単離した。この変異体米を使って調理した炊飯米や米菓は、摂取後の血糖値上昇やインスリン分泌量が通常米と比べて優位に低下することが既にヒト試験によって証明された。現在、それらの品種改良によって、ダイエット米としての実用化を目指している。

藤田直子

秋田県立大学生物資源科学部

秋田県立大発、血糖値上昇抑制作用のある新しい米の開発

関連プレゼンテーション

  1. MED Japan 2018 特別講演 生命論パラダイムの時代 − 21世紀、人類の文明は、どこに向かうか − 田坂広志 多摩大学大学院 教授 田坂塾 塾長 シンクタンク・ソフィアバンク 代表 世界賢人会議The Club of Budapest日本代表

    田坂広志

  2. 菅康徳:「ヒーロー~消えゆく限界集落に、最後の医師として残る意味を見つける~」

    菅康徳:「ヒーロー~消えゆく限界集落に、最後の医師として残る意味を見つける~」

  3. 岡田克之:3秒の技術 〜皮膚科医なんに何やってんの?〜

    岡田克之:3秒の技術 〜皮膚科医なんに何やってんの?〜

  4. 糟谷明範:住民と医療介護の懸け橋になる

    糟谷明範:住民と医療介護の懸け橋になる

  5. 秋山和宏:「参加する医療で社会を良くする」

    秋山和宏:「参加する医療で社会を良くする」

  6. 岸 あさこ: 生きるための「決意」の一枚

    岸 あさこ: 生きるための「決意」の一枚