熊倉 みなみ:「乳がんヨガってなに?」

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「乳がんヨガってなに?」

2人に一人ががんになる時代、乳がんは女性の9人に一人が罹患し、女性のがんの最も多くの割合を占めます。乳がんは治療の進歩とともに予後が改善され、治療を継続しながら人生を歩んでいく必要があります。術後の腕や肩の可動域制限やリンパ浮腫、継続する治療による副作用について、命が助かったんだからしょうがない、とあまり問題にされていなかった時代もありました。今は乳がんと付き合ってより良い人生を歩むために、様々な取り組みが行われるようになってきています。私は群馬大学病院に勤めながら、乳がんサバイバーのためのヨガ教室を前橋市で開催しており、体だけでなく心もケアし、コロナで分
断されていたサバイバー同士が安心して交流できる場になることを目指しています。ぜひ今回の機会が乳がん啓発や、乳がんサバイバーの方に心をかける、そんな皆さんのきっかけになることを願います。また“がんになっても安心できる”群馬県を目指して活動していきたいと考えています。

熊倉 みなみ

「乳がんヨガってなに?」

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