宮本 義隆:「取引から関係性へ、孤独を予防するタノバ食堂の挑戦-自由価格制が問いかける経済のかたち-」

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

取引から関係性へ、孤独を予防するタノバ食堂の挑戦 -自由価格制が問いかける経済のかたち-

TanoBa合同会社では、世田谷区を拠点に「タノバ食堂」という活動を続けています。その役割は、誰もが陥りたくない「望まない孤独」を予防することです。月に一度、自由価格制で開かれる食堂には延べ数百人が参加し、知らない人とご飯をともにすることで、ゆるやかなつながりを育んできました。私自身は25年間会社員として働き、50歳で早期退職しました。退職後の葛藤の中で、「人は一人では生きられない」という大切な気づきを得ました。そこから孤独や孤立の問題に取り組むようになり、2023年に仲間と一緒に会社を立ち上げました。タノバ食堂で取り入れている「自由価格制」は、お金のやり取りだけでなく、場や関係に主体的に関わる仕組みです。犠牲や施しではなく、みんなで共有する財としての食堂を成り立たせています。これは「取引の経済」に「関係性の経済」を組み込もうとする実践です。私たちが大切にしているのは、すぐに正解を探すことではなく、まず問いを立てて共有することです。「人は一人では生きられないのではないか」。この問いを起点に、みんなで考え、小さな一歩を積み重ねることが、社会を少しずつ良くしていく道だと信じています。

取引から関係性へ、孤独を予防するタノバ食堂の挑戦 -自由価格制が問いかける経済のかたち-

関連プレゼンテーション

  1. 畠山弘美:糖尿病の食事療法、自己管理について!

    畠山弘美:糖尿病の食事療法、自己管理について!

  2. 河瀬聡一朗:「介護が苦手な男性がアップアップの状態に~多職種と「男の介護教室」を開催~」

  3. 渡部勝:伴に あゆむ

    渡部勝:伴に あゆむ

  4. 林 和彦:「東京女子医大がんセンター長がヨーグルト屋のオヤジになったワケ」

  5. 加藤 さやか

    加藤 さやか:一年前の誕生日プレゼントは「光のない世界」でした

  6. 山崎英樹:「ごく私的認知症医療史」

wpChatIcon
wpChatIcon