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外国人医療の現状-国際看護師・医療通訳として
私は北海道大学病院に25年勤務後、現在は国際看護師、医療通訳として勤務しております。
昨年度、日本は東京オリンピックを目前に在住外国人が日本の全人口の2%を越えました。しかし日本の外国人医療の現状として、実際の診療の場面に普通に医療通訳が同席できる状況ではありません。また看護師は増えていく外国人患者さんとコミュニケーションをとることに苦労しています。
その中で医療通訳は医療通訳士として認証制度が始まる予定です。また国際看護師は昨年度から大阪府看護協会で日本国際看護師研修が行われ、私は今年度第一期生として修了しました。
外国人医療の充実に向けて両方の役割を持つ私が、ほとんどが医療従事者ではない医療通訳士と、外国人患者とうまくコミュニケーションがとれない看護師の協働ができるよう橋渡しの存在として活動しております。発表では具体的に発表させて頂きたいと考えております。
斉藤祥子 SAITO SHOKO
札幌医科大学保健医療学部看護学科 小児看護領域 臨床実習指導員
救急安心センターさっぽろ(♯7119)医療相談員
札幌東徳洲会病院 非常勤英語医療通訳