坪谷透:「どうしてジャクソンは病院にいるの?」

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

「どうしてジャクソンは病院にいるの?」

私は、自身の臨床医としての経験から、「健康の社会的決定要因(SDH, Social Determinants of Health)」を通じての予防に寄与したいと思うようになり、現在その研究をしています。様々な病気の発生には、遺伝子や生活習慣が起因していますが、ではその生活習慣は何が規定するのでしょうか?個々人のやる気・頑張りだけの問題でしょうか? 一人の医者として、目の前の患者さんにとってベストなものを提供することを目指そうとすると、医学をどんどん細分化しマニアックに深めていく(≒専門分化?)よりは、医者以外の多くの様々な他職種と協力・連携(IPW, Inter Professional Work)することを強化することの方が、患者さんのためになることが多いのでは?と思うようになりました。 さて、全く異なると思えそうなこのSDHとIPWという2つの概念ですが、今の私には、共通する何かがあるように思います。プレゼンでは、その私なりの解釈をお話しして、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。

坪谷透

東北大学大学院 歯学研究科 助教 やまと在宅診療所登米 医師

「どうしてジャクソンは病院にいるの?」

関連プレゼンテーション

  1. 井上 拓民:「折り鶴のBranding 〜みんなをもっとゲンキにする!〜」

    井上 拓民:「折り鶴のBranding 〜みんなをもっとゲンキにする!〜」

  2. 頴原禎人:認知症をめぐる不確実な話

    頴原禎人:認知症をめぐる不確実な話

  3. 西沢桂子:早期治療と再建手術の実情を放ってはおけない。手術はしない乳房再建

    西沢桂子:早期治療と再建手術の実情を放ってはおけない。手術はしない乳房再建

  4. 糟谷明範:住民と医療介護の懸け橋になる

    糟谷明範:住民と医療介護の懸け橋になる

  5. 高橋隼人:最期を自分らしく迎える為に

    高橋隼人:最期を自分らしく迎える為に

  6. 岡田克之:3秒の技術 〜皮膚科医なんに何やってんの?〜

    岡田克之:3秒の技術 〜皮膚科医なんに何やってんの?〜