MEDとは。

MEDは「いのちの場から、社会を良くする」ための場です。いのちの場から、社会を良くするためのアイデアや発想を生み、それを育て、さらなる行動や次なる活動に結びつけていくことが目的です。アイデアや発想をそのままに終わらせない。手や足を与えて、カタチにしていくことを大切にしています。

なぜMEDなのか。

MEDには「いのちへの問い」が出発点にあります。社会のさまざまな場で「いのちが いのちとして 扱われていない※」事実に直面しています。いのちというかけがえのないものを大切にする社会であって欲しい。そのためにはどうすれば良いのか。その問いを立てる場としてMEDを社会の中につくることを考えました。

※田坂広志氏 2018 年 MED Japan でのプレゼンテーションより 

MEDのこれまで。

MEDは前身となるチーム医療推進全国会議を2009年に東京ビッグサイトで開催し、2013年に日本科学未来館に場を移し、毎年、開催を続けてきました。2014年には初の地方会となるMED仙台が開催されました。地方会開催の動きは広がり、秋田、北陸、ぐんまが続き、在宅医療に特化した開催も加わりました。2018年には本部開催が10年目の節目を迎え、MEDプレゼンからMED Japanへと名称を変え、新たなスタートを切りました。これまでに300人近いプレゼンターが登壇し、社会に影響力をもつメディアとして機能しています。

MEDのこれまで

MED のスタイル。

〜人と人との真剣勝負〜

MEDは一期一会の場です。登壇するプレゼンターを取り囲むようにぐるっと聴衆がプレゼンターと向かい合います。プレゼンターは想いと行動をプレゼンテーションに凝縮し聴衆に届けます。何も足したり、引いたりしない、人と人との真剣勝負です。プレゼンテーション後の交流はプレゼンターと聴衆が入り混じり、ダイレクトにつながる場です。予想しないような出会いや想定しないようなつながりが生まれます。いくつもの創発が、いくつもの具体になる瞬間があります。MEDのプレゼンテーションは、後日、動画として編集され、広く一般に公開されます。原点は会場での真剣勝負にありますが、一人でも多くの人にプレゼンターのメッセージを伝えることもMEDの使命と捉え、無料で公開しています。MED Japanチャンネルの登録者や視聴回数も開催を重ねるごとに増え、動画をテキスト化するボランティアのプロジェクトの応募者も増えています。

MEDのスタイル

MEDのミッション。

MEDは「いのちの場から、社会を良くする。」というミッションに基づいて活動を展開しています。

MEDのミッション

MEDの5つの指針。

MEDは5つの指針に基づいて「医療」「社会」「生活」「地域」「文化」の分野で活動を展開しています。

いのちをめる … いのちを価値あるものにする医療

いのちをかす … いのちを活かし続ける社会

いのちをかせる …いのちを彩り豊かにする生活

いのちをぐ … いのちをみんなで支える地域

いのちをめる … いのちを大切にする文化

MEDの5つの指針

MEDのこれから。

MEDはこれまで一般社団法人みんなが みんなで 健康になる(代表理事 秋山和宏)が主催し、多くのボランティアのみなさんや企業・団体の支援を受けて、開催を続けてきました。2022年からはMEDの運営に強力なパートナーが加わっていただけることになりました。シンクタンク・ソフィアバンク(代表 田坂広志)※です。一期一会に感謝し、MEDは新たなスタートを切ります。

※シンクタンク・ソフィアバンク https://www.sophiabank.co.jp/

MEDの時(とき)。

MEDは2022年度から秋と春の2回の開催を目指します。
秋と春には「誰が語るのか」という明確な違いがあります。
秋の開催で語るのは「時の時」の人です。いざ世の中に打って出ようとする人です。いまスタートラインに臨んでいる人です。その分野のエキスパートや頂点を極めた人ではなく、新たな切り口や視点でこれまでにないことに挑戦する人です。秋はそうした「時の時」の人の具体の一歩を支援します。プレゼンターの選出は本部が行います。
春の開催で語るのは「時を迎える」人です。これから世の中に出ようとする人です。今、まさに芽吹こうとしている人です。志を抱いて何ごとかに取り組み、そのアイデアや発想をカタチにしようとする人です。春はそうした「時を迎える」人の世に出る場として、その芽吹きを支援します。プレゼンターの選出は広く公募とし、自薦・他薦の応募から本部が選出します。

MEDの森

〜みんなが みんなで つくるMEDの森〜
                     

MEDは森でありたいと願っています。
いつも人々が行き交い、集う森です。
いろいろな人たちが出会い、いっしょに考えたり、
行動したりする森です。

みんなが みんなで つくる MEDの森です。

MEDの森の5つの道

MEDは新たにMEDの森の5つの“道”をつくります。
MEDの森につながる5つの道を人が行き交い、
いつも新鮮な風がMEDの森に吹くようにします。

MEDの育み。

MEDは成長する森です。「いのちの場から、社会を良くする」森です。「いのちの場から、社会を良くする」人が育つ森です。森には土と水と陽が必要です。MEDの森は、みんなが みんなで 育てる森です。MEDは広く社会に支援を求めます。