横山太郎:今日行くところを作ろう!

  • 内容:Contents
  • プレゼンター:Presenter
  • テキスト:Transcript

今日行くところを作ろう!

医学が進歩し寿命は劇的に延長しました。この背景には結核をはじめとした感染症のコントロールにあります。そして、現在はがんや認知症といった完治しない慢性期疾患が疾病構造のメインです。この変化に伴い、治療は病院の中だけでは完結しなくなりました。よって、病気を抱えながらも生活できる状態を目標にするようになりました。ようは、寿命ではなく健康寿命の延長です。そもそも健康とは、『身体的、精神的そして社会的に完全な状態で、単に病気が存在しないことではない。』とWHOの憲章にもあります。今まで我々医療者は身体や精神に影響を与える病気と向き合ってきました。これからは社会的な部分にも着目することが健康寿命の延長に繋がるのではないでしょうか?そのために必要なのは『つながり』というキーワードをよく聞きます。では繋がるためにはどうすればいいのか?それは『社会教育のリデザイン』です。当日はそれがなぜかをおはなししたいと思います。

横山太郎 YOKOYAMA TARO

医師 医療法人晃徳会 横山医院 緩和ケア内科・腫瘍内科

今日行くところを作ろう!

関連プレゼンテーション

  1. 中山 俊:医師同士がつながり、医療を支える

    中山 俊:医師同士がつながり、医療を支える

  2. 「相談できることは能力だ! 〜命の参観日〜」 玉城 ちはる

    玉城 ちはる:「相談できることは能力だ! 〜命の参観日〜」

  3. 鶴岡秀子: 自分の出番を見つけよう!

  4. MED Japan 2018 特別講演 生命論パラダイムの時代 − 21世紀、人類の文明は、どこに向かうか − 田坂広志 多摩大学大学院 教授 田坂塾 塾長 シンクタンク・ソフィアバンク 代表 世界賢人会議The Club of Budapest日本代表

    田坂広志

  5. 佐藤真琴 地域をデザインしよう 医療と日常の間を埋めるサードプレイスの可能性 株式会社PEER 経営者

    佐藤真琴:地域をデザインしよう 医療と日常の間を埋めるサードプレイスの可能性

  6. 永井弥生:問題に向き合うということ

    永井弥生:問題に向き合うということ